第6回(7/19) 意外なものが流行っている?
■参加者数は男性4名、女性4名の合計8名で、そのうち初参加の方は4名でした。
【KEYWORD親和性】
野々村議員のパロディ画像が流行っているそうです。本人は大変心外かもしれませんが、これが良くできています。
先日のテレビで、野々村議員が耳に手を当てるポーズを真似て女子高生がプリクラを撮ることが流行っている、といっていました。
野々村議員大人気ですね。
しかし、これだけでは終わらないのです。
野々村議員が号泣する音声にあわせて、ピアノやヴァイオリンを一緒に弾くと、上手く旋律が調和するというのです!
YOUTUBEで早速聴いてみると、親和性が高くて驚きました。この気付きはすごい!
そういえば先日、イラン女性のあいだで忍者教室が繁盛していると聞きました。忍者の衣装とイスラム教国の女性の衣装とは想像以上に親和性が高いようです。
意外なところで意外なものがはやるものですね。 それでは今月の読書会スタートです。
【紹介本】
『ポケモンストーリー』 畠山けんじ、久保雅一
1996年に任天堂のゲームソフトから生まれた「ポケットモンスター」は瞬く間に世界的大ヒットとなる。そんな伝説的ポケットモンスターの歴史書でもあり、親子で学べる楽しいビジネス書でもある。
『0能者ミナト』葉山透
霊力、法力、神通力を一切持たない九条湊が科学を武器に、様々な「怪異」を倒すために立ち向かう現代版伝奇譚。この作品はメディアワークス文庫の『ビブリア古書堂の事件手帖』に続くヒット作となっている。
『解釈の冒険』清水博
本書は『情報とシステム』の第2分冊。科学思想が乏しい日本では清水博さんの独創を位置づける試みが少ない。そんな中、松岡正剛さんが出版編集に関わり本書ができた。
『遊 NO12 1981年 流行る』工作舎
松岡正剛さんが編集長となって創刊した幻の雑誌。さすがは「知の巨人」だけあって、今読んでも決して色あせない内容になっている。
『光と影』心屋仁之助
実在する人物の悩みにスポットをあてた、人生のガイドブックともいえる一冊。「光」と「影」の法則で、多くの人に共通する「悩みの原因」とその「解決方法」が本書で導かれる。
『岩合光昭×ねこ旅』岩合光昭
「NHK世界ネコ歩き」で有名な動物写真家の岩合光昭さんの写真集。地中海近辺の撮影であろうか。まったりと海岸沿いで優雅に暮らすネコ達の写真がたくさん納められている。
『アルケミスト』バウロコエーリョ
羊飼いが旅を重ね、人生で大切なことをつかみ取っていく話。世界中でベストセラーになった感動作で、気付きの多い一冊。
『本応寺の変』明智憲三郎
本能寺の変を光秀の末裔が「捜査」して書き綴った一冊。当時の資料を丹念に調べて書かれており、歴史の真実に迫る。今週の大河ドラマも「本能寺の変」が放送されており、話題性が高い。
『絵はがきにされた少年』藤原章生
アフリカを題材にしたノンフィクション作品が11話ほど収められている。ルワンダでのフツ族とツチ族の大虐殺の歴史を丁寧に書き綴った話ほか、ピュリッツアー賞を受賞した一枚の写真をもとにアフリカに住む少年を捜す話など、今なお貧困や差別に苦しむ実情が浮かび上がる。
『私の本棚』新潮社
23人の読書家による、本や本棚にまつわる話。小野不由美さんは理想の本棚を作成しようと悪戦苦闘し、井上ひさしさんは本の重みで家の床が抜けてしまう。ほっこり気分になれる一冊。
『生きるススメ』戸田誠二
短編漫画集。日常の悩みや葛藤をあえて漫画にし、読む者に人生の意味を気付かせる。さりげなく笑いや涙を誘うところが、戸田さんのセンスの良さである。
『友達100人できるかな』とよ田みのる
小学校教師・柏直行が、宇宙人にさらわれ、謎のパラレルワールドに送り込まれる。その世界で友達100人をつくらなければならない使命を背負う。小学校3年生として過ごすこととなった直行が「大人の心」で何人友達をつくれるのか。
『アルジャーノンに花束を』ダニエルキイス
知的障害者のチャーリーが特別な手術によって天才的な知能を得る。同じ手術を受けたマウス「アルジャーノン」と共に運命をたどる感動作。
- ダニエルキイスさんは2014年6月15日に昨年お亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。
『イベリコ豚を買いに』野地秩嘉
スペインに生息するイベリコ豚の取材を試みるが、日本で口蹄疫が流行ったため、感染することを理由に断られる。ならば顧客としてイベリコ豚を買いに行けば会えると、「スペインでイベリコ豚を購入、国内製造、国内販売」作戦に出る。イベリコ豚の写真がかわいい。
【その他】
・ウクライナ情勢
・武雄市のTUTAYA図書館
参加者のみなさま、ありがとうございました!
加筆、訂正等受付けます!お気軽にご連絡ください。