2020.5.5 手紙 SHIMO

こんにちは。ビジネス読書会ファシリテーターSHIMOです。
手紙と聞くと何故だが、懐かしい気持ちにさせられます。私は、たまに中々会えない友人との貸し借りの際、荷物に手紙を添えております。むしろ、最近はそれぐらいとなり、紙でのやりとりは減ったような気がします。紙でのツールは減りましたが、逆に形を変えて登場したのがメールやラインです。こちらは日常生活には無くてはならないインフラとなりました。只、あまりにもやりとりが素早いが為、手紙という感覚がないのが本音であります。ラインですと、スタンプも貼り付ければ直ぐに送れますし、必要なやり取りも直ぐに行なえます。便利と言えば便利ですが…たま〜に心のこもったお手紙を頂くと気持ちがほっこり致します(笑)いやはや手紙効果は情緒面で素晴らしく癒やされますね。
さてさて、そんな手紙に対して少しスパイスの効いた書籍をご紹介致します。
サイモン・シンさんの『暗号解読 上・下巻』
情報に鍵をかけるものとそれを外すものの歴史が書かれているこちらの本。歴史書としても専門書としても面白い1冊です。
読んでいくと、暗号を使った手紙のやり取りも出てきます。捕らえられているスコットランド女王メアリーとそれを支援するものの秘密のやりとり。19世紀後半に大衆のうちで流行った暗号レター。その中には、恋人同士のやりとりも含まれております。当時は公共の場でオープンな振る舞いを禁じられていた恋人達が恋文に鍵をかけて密なやりとりをしていたそうです。
そんなニッチでロマンスのある暗号の世界を皆様もこの機会に、是非味わってみては如何でしょうか。
では、また!
【投稿者】SHIMO
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