第19回(8/22)夏の想い出
■参加者8名(男性4名、女性4名)でした。
初参加の方は2名でした。
今回は「夏の想い出」を皆さんに聞いてみました。いきなり昼間の読書会で赤裸々に「ひと夏の恋話」を語られても困るかも・・・と思いつつ話す気満載の方もいなかったため少し残念な気がしましたが、夏の季語に触れるようなお話ができればと思ってのテーマです。一番話題に上がったのは「花火」に関することでしょうか。花火と言っても毎年各県や地域で開催される花火大会や、家族や友人が集まり公園や自宅の庭で楽しむファミリータイプの花火など話は尽きません。驚いたことに長崎県はそれぞれのご先祖様が眠るお墓で盛大にロケット花火などを打ち上げるとのこと。生まれが東北の私は大変驚きましたが、長崎は江戸時代に「音火矢」と言ってお盆に大名屋敷から花火を打ち上げる風習が中国より伝わり今に至るようです。死者を弔うという行為の異国間の違いが真夏の夜空に浮かんだ夏の想い出話でした。
参加者のみなさま、貴重なご意見をありがとうございました。
それでは「笑える本VS泣ける本」、今回はKEYWORDから本のストーリーを想像してみてください。
読書会スタートです!
【紹介本】
※この読書会に何度かご参加いただいたNさんは現在・福岡県在住のため会への参加は難しくなってしまいました。大変残念に思っていますが今回はメールで書評をいただいております!Nさんありがとうございます!快適なスピード感のプレゼンテーションをお楽しみください。
【笑】『ウランバーナの森』奥田英朗
今でいうイクメンのジョンレノン、愛息が生まれたころ4年程活動
そこで奥田さんの想像力がもりもり盛られたのがこの作品。
もちろん子供が生まれた事で人生観が変わる事もあるでしょうが、 それを便秘体験と一緒にしてしまうという抱腹絶倒ぶりに奥田さん
ウランバーナというのは、梵語で「お盆」を意味します。
この小説、ビートルズに興味がある方も無い方も笑えます。そして
来月予定のオークションでビートルズがドイツで結んだ初めての契
おしまい。
【泣】『十二本の毒矢』ジェフリー・アーチャー
泣けるKEYWORD▶『ある愛の歴史』から。亡くなった妻からの愛のメッセージとは・・・
【笑】『崖っぷち高齢独身者』 樋口康彦
笑えるKEYWORD▶自虐ネタともいえる、大暴走の婚活あれこれ。
【笑】『鳥類学者無謀にも恐竜を語る』川上和人
笑えるKEYWORD▶鳥類学者が謎の本気を出してきた恐竜話。
【泣】『東京タクシードライバー 』山田清機
泣けるKEYWORD▶タクシードライバー達の味わい深い人生を鋭く描く。
【泣】『モルヒネ』安達千夏
泣けるKEYWORD▶生と死を通して究極の恋愛を説く。
【泣】『白砂』鏑木蓮
泣けるKEYWORD▶殺人事件の影に隠れた彼女の悲しい真相とは。
【泣】 『犬と私の10の約束 』川口晴
泣けるKEYWORD▶ソックスとあかりが交わした10の尊い約束。
【笑】『シュロック・ホームズの冒険』ロバートL.フィッシュ
笑えるKEYWORD▶タイトルからしておかしい。全てのずれ加減が絶妙。
【笑】『スイート・ホーム殺人事件』クレイグ・ライス
笑えるKEYWORD▶子供たちのひたむきな愛に守られるママ。
【笑】『へらさけ犯科帳』山下洋輔
笑えるKEYWORD▶全日本冷やし中華愛好会である著者の真実の記録。
【泣】『その日のまえに』重松清
泣けるKEYWORD▶その日とその日の前後、大切な人の死と向き合う家族の絆を描く。
【泣】『夢をかなえるゾウ3ブラックガネーシャの教え 』水野敬也
泣けるKEYWORD▶黒いゾウを侮ってはいけない。水野先生に油断してはいけない。
【笑】『ワセダ三畳青春記』高野秀行
笑えるKEYWORD▶家賃1万2千円・野々村荘で暮らした11年間の青春記。
なんと!笑える本7冊、泣ける本7冊!のご紹介。
引き分けでした!!
参加者のみなさま、ありがとうございました。
加筆、訂正等受け付けております。気軽にご連絡をいただけると嬉しいです。