第16回(5/23)松岡正剛千夜千冊!ゲスト参戦!
■参加者数10名(男性4名、女性5名、男性ゲスト1名)でした。
初参加の方は3名でした。
今月は松岡正剛氏の編集術を極める編集工学研究所「イシス編集学校」からエディット・スクール事業部の石口勇輝様が招聘に応じていただき、緊急参加が決まりました。終始にこやかな笑顔を絶やさず穏やかに応じる石口様はとても物腰が柔らかく慎ましやかな方ですが、ひとたび編集学校の説明や本のプレゼンテーションが始まると、淀みなく流暢に話す言葉の旋律に圧巻!たくさん興味深いお話が聞くことができました。
なかでも松岡正剛氏プロデュースの帝京大学図書館・MELICに設置された「黒板本棚」は、本棚の前後左右がすべて黒板仕様になっており誰もが自由に本の説明や感想を書き込める前代未聞の本棚。もっと本が恋しくなり、もっと本が楽しめて、もっと本について語り合う気持ちが触発される試みは、新たなコミュニケーションツールとして仕掛けが満載の素敵なお話でした。
1500冊以上もある書評から選ぶ課題本「『松岡正剛千夜千冊』に載っている本」は今後もシリーズ化させていきたいと思っています。
石口様、参加者のみなさま、貴重なご意見をありがとうございました!
【熱いトークの一コマ】
【石口様のおすすめ本!松岡正剛著】
『多読術』
『ちょっと本気な千夜千冊虎の巻』
『わたしが情報について語るなら』
『日本流』
今回の課題本は「『松岡正剛千夜千冊』に載っている本」。よもや私が書評するのもおこがましく今月は割愛させていただきます。是非「知の巨人」の書評をご一読願います。
読書会スタートです。
【紹介本】
※意表篇(10冊)読相篇(2冊)交貨篇(1冊)でした。
『棟梁』小川三夫
★★1561夜★★意表篇
『ちょっとピンぼけ』ロバート・キャパ
★148夜★★意表篇
『ドリトル先生航海記』ヒュー・ロフティング
★★55夜★★意表篇
『うつろ舟』澁澤龍彦
★★968夜★★意表篇
『紫苑物語』石川淳
★★831夜★★意表篇
『魔都』久生十蘭
★★1006夜★★意表篇
『カルメン』プロスペル・メリメ
★★1323夜★★意表篇
『華氏451度』レイ・ブラッドベリ
★★110夜★★読相編
※第7回でご紹介いただいています。ありがとうございます。
『ボッコちゃん』星新一
★★234夜★★意表篇
『砂の女』安部公房
★★534夜★★意表篇
『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。』カレン・フェラン
★★1560夜★★交貨篇
『ファウスト』ゲーテ
★★『ヴィルヘルム・マイスター』
970夜からの一冊★★意表篇
『記憶術と書物』メアリー・カラザース
★★1314夜★★読相編
参加者のみなさま、ありがとうございました。
加筆、訂正等受け付けております。気軽にご連絡を頂けると嬉しいです。