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これまでの読書会

第58回(11/8)朝の横浜読書会

■参加者12名(男性6名、女性6名) 初参加は4名

肌寒い曇り空の下で11月の本日、横浜駅近くのカフェにて、第58回目となる朝の読書会が開催されました!

課題の本やジャンルの指定など一切なく、お気に入りの本を自由に持ち寄って発表する朝の横浜読書会。

初参加の方が4名いらっしゃいました。読書会への参加自体が初めてで緊張しているとおっしゃっていた方もおられました。
さて、今回も参加者の皆様には様々な本の紹介をいただきました!

【ご紹介いただいた本】

・いつも様々なジャンルの本をご紹介していただいている参加者の方からは、アメリカの国内事情をいきいきと描いた本や、
ギャンブルに没入した体験記から、高校生向けの人間文化論まで、幅広いジャンルに渡る本を沢山ご紹介いただきました。

・落ち込んだときに本が救ってくれたという初参加の方からは、人生「かんちがい力」が重要だという本をご紹介していただきました。相手が自分に対して持っている勘違いを、「錯覚資産」としてうまく使うという話や、そこから小さなチャレンジをやっていく内に、錯覚が実力になっていくという話も興味深かったです!

・中学生の頃に好きな女の子の影響で読書に目覚めたという方は、脳が持つ本能に左右される、良くない習慣についての本を
ご紹介いただきました。脳の話からはじまって、いろいろとためになる本だそうです!

・ミステリや時代小説、美術関係の本をよく読むという参加者の方からは、美術関係の本ということで、東京藝大に通う学生や大学生活のおもしろエピソードを描いた本をご紹介いただきました。藝大生と、併設されている音楽学科生との生態の違いなど、楽しそうな本でした!

・古典文学好きという初参加の方からは、フランスの古典文学から、早熟な男の子が若妻と密通するというあらすじの小説をご紹介いただきました。さすがフランスという感じの内容もおもしろいですが、著者が執筆当時16~18歳だったというのにもびっくりでした!

・最近、四国や群馬に出張したという方からは、経済学者が書いた、いろいろな分野を経済学に落とし込んで書いた本を2冊ご紹介いただきました。笑いについての本では、不自然さ、親しみ、非当事者性、心の開放といった4ステップあることが重要とか、
新しい見方が獲得できる本のようです!

・こちらも初参加の方からは、社内で全体朝礼を担当することになったというきっかけで手にした、スピーチライターが主人公の小説をご紹介いただきました!共感できる所が多かったそうで、作家が女性であるところも良かったとのことです!

・国内の現代作家の小説をおもに読んでいるという参加者の方からは、古本屋で働く主人公が、依頼人の父親が書いた5つの短編を探すという小説をご紹介いただきました。日常の謎ときのジャンルで、少し変わった構成とのことです!ほかにも、図書館司書を題材にした漫画もご紹介いただきました。本好きの人におすすめとのことです!

・古本街で有名な神保町で働いた経験があるという方からは、有名な女性ポップシンガーの伝記本をご紹介いただきました。
デビュー前のレースクイーン時代の写真集が神保町ですごい値段がついている話や、残されたポートレートが謎めいた雰囲気を醸し出している意外な理由など、ファンにもたまらない本のようでした!

・最近、目が炎症を起こして本を読むのがつらかったという方からは、明治生まれの女性が、関東大震災や夫の失踪と再婚、不倫といった人生を送りながら詠んだ句集をご紹介されました。瀬戸内寂聴の小説の題材にもなった方とのことです!

以上、今回も様々なおもしろそうな本を沢山ご紹介いただきました。
ご参加下さった皆様、ありがとうございました!

【投稿者】OKA

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