1. HOME
  2. これまでの読書会
  3. 第12回ノンフィクション横浜読書会KURIBOOKS

REPORT

これまでの読書会

第12回ノンフィクション横浜読書会KURIBOOKS

こんにちは。まだ会社員といいます。

今回、育休中のMさんに変わり、ノンフィクション読書会のファシリテータを拝命しました。3月某日その読書会が開催されたので、そこで紹介された本のおすそわけします。

参加していただいた皆さんありがとうございました。

また、積読本が増えそう。実は一冊は購入済み。

■「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン──オセージ族連続怪死事件とFBIの誕生」
著 デイヴィッド・グラン
訳 倉田 真木

1920年代アメリカインディアンの居住地で石油が出たことを背景に連続殺人がおきた。FBIの誕生のきっかけとなったとのこと。こんな事件があったなんて全然知りませんでした。当時のアメリカの雰囲気が体感できそう。

■「葉っぱ切り絵コレクション いつでも君のそばにいる 小さなちいさな優しい世界」
著 リト@葉っぱ切り絵 (著)

リトさんは葉っぱを紙のようにして繊細な切り絵を作る。切り絵とストーリーがいい感じ。これ以外にも色々出版されているようです。印刷されている切り絵はきれいすぎるので実物も見てみたいな。

■「n番部屋を燃やし尽くせ デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録」
著 追跡団火花
訳 米津篤八, 金李イスル

2020年韓国のネット上で起こった性暴力搾取事件に対して、大学生のグループが潜入追跡を起こった記録。日本とは何が似てて、何が違うのか考えさせられます。男が女を所有しているという感覚が韓国男性社会の大多数がもっていることなのか?

■「移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活」
著 高野 秀行

ご存知、冒険エンタメノンフィクション作家の高野さんの本。タイトル通り、日本で外国人は何を食べているか、というドキュメント。写真が豊富で美味しそう。高野さんの食レポはいいですよね。

■「母という呪縛 娘という牢獄」
著 齊藤 彩

母に束縛されて医学部9浪してしまった娘。その娘がとうとう母殺しをしてしまう。そのあとSNSに書いた文句「モンスターを倒した」。講談社のページにはこの本の目次がありますが、それを見ただけでつらすぎる。

■「笑わない数学」
著 NHK「笑わない数学」制作班

パンサーの尾形さんが出演しているEテレの番組本。数学の難問や現代数学のエッセンスが図解で解説されていて、なんとなく問題が理解できたような気になったような効果がある本。わからないことに対してもがく、ってのはそれだけで尊いし無駄じゃないと思う。

■「やせる旅」
著 都築 響一

読書会で紹介されていたときは作者は意識しなかったが今、検索したら都筑さんの本だとわかる。この本の表紙の写真は都筑さんが過酷な体力を消耗するようなイメージであるが、エステと温泉でやせるというユルイ感じ。都筑さんってストイックな感じしないよな(知らないのに失礼)

■「絶滅魚クニマスの発見―私たちは「この種」から何を学ぶか―」
著 中坊徹次

私が紹介した本。田沢湖で絶滅してしまったクニマスが、西湖で発見されたというミステリー。ってわけではない。クニマスの卵を戦前に西湖に放したのが生存していたとのこと。なぜ田沢湖で絶滅してしまったのか、種とは?種の保存とは?進化とは?環境保全とは?科学者だけが考えればよい話ではないですよね。

以上。本の紹介でした。
初めてのファシリテータ、難しいというか、何もしていないな。まずいな。反省。楽しいからまあいいか。

【投稿者】まだ会社員

REPORT

これまでの読書会