REPORT
これまでの読書会
第11回20-30歳代対象!横浜読書会KURIBOOKS
■2023年12月3日(土)16:00-18:00 晴れ
■参加者15名(初参加者2名)でした。
今月のテーマは「来年に読む本」です。
読んでいない本を堂々と語る稀有な会となりましたが、
参加者の中に読了している方がいて、感想を聞ける機会も多々ありました。
本好きの集まる読書会ならではの良さだと思います。
「参考になった。読むモチベーションが上がった」とおっしゃっていました。
また、最初と最後に発表した方が、たまたま「世界史が苦手なのでこの機会に克服したい」とおっしゃっていて、世界史に関する本を紹介していました。来年に向けて読む本のモチベーションが同じなんて驚くべき偶然です。
その他、小説、詩集、エッセイ集、ノンフィクションなど様々なジャンルの本が集まり読書会を彩りました。
来年読む本に選んだ理由についてはいくつかに分類されるような気がしましたので
以下、まとめます。
■ずっと積読だった
・全3巻まであり、2巻で止まっているので完読したい
・職場の先輩にプレゼントされた本を積読にしていたのでこの機会に読みたい
・英知が詰まった本とは知っていたが、鈍器本だったので積読にしていた
■来年こそは克服したい
・ 世界史が苦手で勉強してこなかったので世界史関連の本を読みたい
・詩集に挑戦したい
・本編が面白かったので、他のシリーズも読みたい
・仕事やプライベートでのコミュニケーション能力を高めたいと思う
・文豪作家の作品を熟読したい
■読むタイミングが来たかな?と思って
・いけすかない主人公を描く著者だが映画を観たことをきっかけに、印象が変わったので今年こそチャレンジしたい
※いけすかない主人公を描く作家は村上春樹のこと。映画は「ドライブマイカー」です
・著者が亡くなり、再読したいと思った
・好きな作家の新刊だから
・SNSでおススメしていたから
■趣味嗜好本を極める
・ディストピア小説を極めたい
・サウナの良さについて知識を深めたい
・3行日記を書いているので、エッセイを読んでみようと思った
・好きだった漫画を再熱させるため、また書こうと思っているから
・小泉八雲を読んで行き着いた本(温泉や庭園巡りの趣味からも建築の本には興味があった)
などなどたくさんの本をお持ちいただきました。
文学の精神性について、私が思うことがあります。
物語に感動し、思想に共感し、文体の美しさに惚れ込んだ上で「美」を感じた時、読者はその作家の文学の精神性に触れることがあります。
「大好きな作家の作品ですが、読まずにいた本です。もったいなくて読まずにずっと持っていました。来年は読もうと決心したので、今回ご紹介させていただきます。」
とおっしゃっていた方は、きっとその境地に達していたように思えました。
日が落ちる時間帯の静かなカフェで、素敵な時間が過ごせました。
大変楽しかったです。
ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
また読書会でお会いしましょう。
■今月の皆さんへの質問です。
自己紹介の時に、すべての読書会の参加者の方へ聞こうと思っています。
【第一印象は当たる?】
お答えいただいた内容はこちらです。
■当たる(40%)、当たらない(30%)、半々(10%)、気にしない(20%)
興味深かった回答として、
・当たる。でもそれはその人の一面だけだと思う。
・当たる→当たらなかった→やっぱり当たっていた、の感情の流れがあるように思う
・人に対する第一印象は気にしたことがない。場所(お店・飲食店)などの第一印象は当たる。
・直感力を働かせつつ、観察するようにしている。
・そもそも気にしない。むしろその人の顔と名前が覚えられるための印象を持っているかが大事。
など、以上です。
知的好奇心を解き放つ出会いの場として
ぜひ横浜読書会KURIBOOKSへ遊びに来てください。
【投稿者】KURI