1. HOME
  2. これまでの読書会
  3. 第54回(7/7)朝の横浜読書会

REPORT

これまでの読書会

第54回(7/7)朝の横浜読書会

■参加者14名(男性8名、女性6名) 初参加は0名でした。

季節外れの肌寒さのなか小雨降る7月7日の本日、横浜駅近くのカフェにて、第54回目となる朝の読書会が開催されました!

課題の本やジャンルの指定など一切なく、お気に入りの本を自由に持ち寄って発表する朝の横浜読書会。

今回も参加者の皆様からたくさんの本の紹介をいただきました。

【ご紹介いただいた本】

 

・最近謡曲を始めたという方からは、謡曲の初心者読本という珍しい本を紹介いただきました。和綴じのクラシックな装丁で、内容も縦書きで台詞に節の付け方の記号が付いていたりと、参加者一同興味深く見せていただきました!

・ピアスの「悪魔の辞典」を子供の頃に読んでいたという方からは、ピアスのものと近年の日本人の著者が同じテーマで書かれたものと、2冊の「悪魔の辞典」をご紹介いただきました。かわいい挿画と切れ味鋭いブラックユーモアが光っていました!

・猫の挿絵が表紙の本と文学フリマで出会ってしまったという方は、オシャレな猫の挿絵が沢山入ったフランス人作家の本を持ってきていただきました。表紙と挿絵のセンスが抜群で、ふつうの書店では入手困難というところもなんだかカッコイイ本でした!

・毎回テクノロジーに関するテーマの本をご紹介していただいている方は、今回は人工知能やディープラーニングに関する本をご紹介いただきました。他の参加者の方からシンギュラリティが実現するのかどうかについて質問が出たりして盛り上がりました!

・昭和史や評論についての本をよくご紹介いただいている方からは、ご自身がファンだという作家・通訳者の米原万里についての本、佐高信の本や、最近よく読まれているという齋藤美奈子の本をご紹介いただきました!他にも半藤一利や松本清張に関する本などたくさんご紹介いただきました!

・以前に読書会で他の方がご紹介されていた製本職人の講演会に行ってきたという方からは、活版印刷所を舞台にした小説を紹介いただきました。令和になってから読んだ本の中でNo.1だそうで、まだ読んでいない続編が何冊もあるということで楽しめそうですね!

・職場のとなりの人が読んでいて興味を持ったという方からは、スピーチライターが主人公の小説のご紹介でした!冒頭に載っているというスピーチ10ヶ条も面白かった!読むとどこかでスピーチしてみたくなりそうです。

・図書館で借りられる冊数が余っていたので目についた本をなんとなく借りてみたら面白かったという参加者の方からは、ふとしたことから助けたペンギンとの暮らしを描いたノンフィクションをご紹介いただきました。表紙や挿絵のペンギンの絵がカワイイ!

・最近話題になった小説家の本がなぜか家にあったという方は、心理カウンセラーの男がひきこもりの若者を集めて謎のプロジェクトを進めるという小説のご紹介でした。どこに転がるかわからない予測不可能な小説のようです!音楽に関するこだわりを感じるネーミングなども興味深いです。

・久しぶりに朝の読書会にご参加していただいたという方からは、「キレる」ということについての本をご紹介いただきました。キレても返せるテクニックが重要とか、キレるのは人間の本質であり、上手にキレることが必要だとか、なるほどと感じました!他にもイタリアの歴史をパスタを通して眺める本もご紹介いただきました。

・よく民俗学の本をご紹介いただいている参加者の方は、今回は珍しく小説をご紹介いただきました。このところボリュームのある小説に挑戦されている方々に影響を受けて、島崎藤村の4冊組の小説にチャレンジされたとのことです。すごい!

・最近はいろんなジャンルの本を読むようになったという方は、50代の男女が主人公の恋愛小説を持ってきて頂きました!読後感が重いが、文学賞を受賞した作品だそうです。他にも、最近話題の片づけに関するテーマの短編集もご紹介いただきました。思い出に生きていてはダメとか、片付けできない心理を的確に描いている本のようです。

・最後にご紹介いただいた方は、日本人女性ピアニストのエッセイをご紹介いただきました。文章のプロでないピアニストが書いたとは思えないくらい文章がうまいエッセイだそうです!他には、近代日本の図書館とその成立を背景にした小説もご紹介いただきました。

今回もいろいろなジャンルに渡る本をご紹介いただきました!このごろは、急に寒くなったり蒸し暑くなったりと、私のまわりでも体調を崩される方が多いようです。みなさまもお気を付け下さい。

ご参加下さった皆様、ありがとうございました!

【投稿者】OKA

REPORT

これまでの読書会