第4回（8/2）朝の横浜読書会

■参加者数8名（男性3名、女性5名）でした。

初参加の方は4名でした。

 
おはようございます、爽やかな休日の朝をむかえた8月2日、レッツ朝読です！

本日は猛暑日の中、ご参加いただきありがとうございました。ベイクオーターはスーツケースを持つ人達が沢山見受けられました。夏休みを利用して旅行、もしくは帰省するのでしょうか。

私はクーラーの効いた部屋でまったりくつろぎながら本でも読みたい気分です。長いお休みを利用して夏の文庫フェアーを読みふけるのもいいかも知れません。お勧めの一冊がありましたら是非この読書会でご紹介ください。皆様の参加をお待ちしております。

それでは「第４回　朝の読書会」スタートです。

【紹介本】

『少女は本を読んで大人になる』クラブヒルサイド

クラブヒルサイドの読書会シリーズが一冊の本になった。女性１０人の著名人たちがそれぞれの感性で古典名作の魅力を語る。阿川佐和子『悲しみよ　こんにちは』、林芙美子『放浪記』がお勧め。

『人生で起こること　すべて良きこと』田坂広志

人生の逆境に直面したとき、あなたならどう乗り越えるか。後悔や未来の不安に多くのエネルギーを奪われることなく、出来事の本質に耳を傾けると未来への道は自ずと開ける。筆者自らの体験を踏まえた渾身の一冊。

『凍』沢木 耕太郎

スポンサー契約を一切交わさずに、自らの力でクライマーとしての頂に君臨し続ける山野井泰史。ギャチュンカン北壁登攀から夫婦で生還を成し遂げた奇跡、その記録を中心に書きあげた第一級ノンフィクション。

『天使になった男』ジョー･タイ

主人公のポールが自らの手で人生に終わりを告げようとしたとき、一人の天使があらわれ、弱くなった心の中に潜む「恐怖」と立ち向かう勇気を与えてくれる。物語の中に織り込まれた自己啓発的内容は軽やかに心に響く。

『探偵の探偵』松岡 圭祐

完璧な美貌を持つ紗崎玲奈は、彼女の人生に隠された暗い過去によって「探偵の探偵」として生きる運命へと導かれる。ハードボイルドな内容に最後まで驚愕し続けることとなる本書は、現在ドラマ放送中の最も旬な一冊。

『書籍文化の未来――電子本か印刷本か』赤木 昭夫

電子書籍に関するデータが細やかに、かつグローバルな視点で書かれており大変参考になる。果たして、アメリカ同様の電子書籍ブームは日本でも起きるのか、本書を読んで考察しよう。

『素晴らしきラジオ体操』高橋秀実

ラジオ体操の音楽が流れると思わず体が動き出す「ラジオ体操人」たちを３年かけて取材した、たゆまぬ努力のルポタージュ。「熱いラジオ体操愛」は珍解答の連続で微笑ましい。日本の昭和が織りなす風情を感じて欲しい。

『チルドレン』伊坂幸太郎

自由奔放に生きる破天荒な主人公・陣内は、真っ直ぐな正義感や倫理観を読む者の心に落とし込む。テンポ良い短編集が伏線で繋がれたストーリー展開は爽快感満載だ。

参加者のみなさま、ありがとうございました。

加筆、訂正等受け付けております。気軽にご連絡をいただけると嬉しいです。