第13回(3/6)朝の横浜読書会
■参加者9名(男性6名、女性3名)でした。
初参加の方は1人でした。
卒業式シーズンです。
この季節になると子供たちは学校で「将来の夢」を聞かれたりします。遠い昔の学生時代に色紙や文集に書いた記憶が蘇りますね。
ぼんやりと学生時代を送った私は、夢と聞かれても「幸せになりたい」としか答えようがなく、「具体的に幸せとは?」と突っ込まれると「快眠、快便かな・・・」と思いつつ「幼稚園の先生です」と答えていた記憶があります。
今回ご参加の皆さまには、自己紹介の後に「学生時代に抱いた夢」を聞いてみました。学校の研修に参加したことがきっかけで憧れを抱き、看護のお仕事をしているというお話や、学生時代はガリ勉状態で目の前の試験をこなすことしか頭になかったなど、興味深かったです。
また、父親のように仕事一筋の真面目な人間にはならないことが夢というか目標で今の職場を選択したが、今思うと社会人として偉大な先輩であり、父親としても感謝をしている、との告白に「これは朝の話?アルコール片手に居酒屋で話す内容では?」と一瞬思いましたが、ソフトドリンクでも大いに盛り上がりました。
それでは、快眠、快便、朝読書!スタートです!
【ご紹介いただいた本】
『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』小林雅一
元国立西洋美術館在籍、現在丸の内の三菱一号館美術館館長による知られざる美術館の仕事や美術界の裏事情を打ち明けた書。アートとは言え、そこはシビアなビジネスの現場なのだ。
「毎日好きなことをやっている人に朝寝坊はいない」など100個の千田節を日常に取り入れて勇気をもらおう。優しく背中を押してもらうことで前向きになること間違いなし。
1957年の作品でSF小説の名著と言われ今日に至るまで読み継がれている本書。主人公はタイムトラベル・冷凍睡眠で時間を駆け巡り、行動力と決断力によってハッピーエンドで終わるという日本人と相性の良いストーリー展開だ。読後の爽快さは読む者を幸福にする。
あまたの天才がひしめき合う世界で史上最強を誇る天才棋士・羽生善治氏が書いた若さあふれる初期の作品。才能とは継続できる力である、対戦が終わったら検証し改善策を考える等、ビジネス書に近い感覚で読める。未だに色あせない作品。