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2020.4.22 本屋 KINO

行きつけの書店を巡回するルートは、だいたい決まっている。

今日は我が行きつけの、某K書店の巡回ルートをご紹介しよう。

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さぁ書店の入口にやってまいりました。やっぱり本は手に取って選びたいよね。

入口には新刊が平積みになっているので、まずは軽く目を通す。あれ、あの作家新刊出たんだ、などとチェック。そのまま正面突き当りの書評コーナーに進み、右折。雑誌コーナーを横目で見つつ、たまに立ち読みしつつ、でもあまり長居はせずに。まだまだ巡回は始まったばかり。

料理本コーナーか日本文学の棚で右折し、まずはエッセイのコーナーを目指す。たまにエッセイじゃない本も混じっているので油断ならない棚だ。

ざっとチェックしたら、隣の外国文学棚に移動。新潮社のクレストブックス、白水社のエクス・リブリス、そしてファンタジーや幻想文学の数々。平積みだけでなく棚差しのラインナップもチェックして、読もうと思ってまだ読んでないあれこれの復習をして、いつか読む未来に思いを馳せる。国書刊行会の本はいつも惚れ惚れする美しさ。

反対側にも回って、地域別に並んだ小説たちを舐めるように見つめ、大抵はここでレジに持っていく一冊を手に取る。並びの評論コーナー、反対側の棚のノンフィクションコーナーにもちらちらと目をやりながら、新書コーナーへ移動。ここは平積みの分だけさらりと目を通し、岩波文庫と平凡社ライブラリーの新刊をパラパラめくり、ハヤカワ文庫と創元の棚も見ておかなくちゃ。ちくま文庫も忘れずに。

まだちょっと物足りない。

参考書コーナーを突っ切って、人の少ない専門書ゾーンへ移動。絶対見るのは人文コーナー。現代思想、日本思想、ちょっと飛んで人類学の棚も。歴史の棚を軽く見渡して、あ、これ気になってたやつ、なんて見つけたりして。あれ、また一冊増えてない? 3000円以上買ったらおまけのポイントがついてくるんだってさ。

さぁようやくレジに並んで、本を買いましょう。店を出るまでの間にビジネス書のタイトルだけチラ見して、手に持つ本の重みを愉しみながら、ようやく帰途につく。

【投稿者】KINO

明日はミステリ横浜読書会のYONEさんへバトンタッチ!

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