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2020.4.20 本屋 KURI

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための外出自粛が続く中、給料日を迎えました。いつもならばこの日は、会社帰りに書店へ立ち寄り、本を数冊買って帰ります。ゆっくりと時間をかけて本屋を一周し、自分の直観だけで本を選ぶ楽しみは、私にとってかけがえのない時間なのですが…やむなし。自分へのささやかなご褒美を我慢しました。

そんな中、東野圭吾さんの代表作・7作品が初の電子書籍化されることが決まりました。これまで東野さんは自作の電子書籍化をしてきませんでしたが、外出自粛が続く中、解禁に踏み切ったそうです。「外に出たい若者たちよ!もうしばらくご辛抱を!たまには読書でもいかがですか。新しい世界が開けるかもしれません。保証はできませんが」とコメントしています。

おばさんの私は、若者限定の救済?的な呼びかけに対して若干気になったりもしましたが軽くスルーするとして、その思い切った決断に驚きました。書店を守りたいという気持ちが強い作家さんで、紙の書籍を推進していたからです。東野さんの外出自粛への心遣いにあらためて感謝し、ファンとしては大変嬉しく思います。そして注目すべきなのが「代表作の7作品」というところ。彼は筆が早く、93作品(2018年7月28日時点)にも及ぶ作品があります。どの本もハズレがなく人気が高いので どこをどう選択して7作品まで絞ったのでしょうか、興味深いところです。以下はその作品です。

『疾風ロンド』(実業之日本社)

『ダイイング・アイ』(光文社)

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(KADOKAWA)

『白夜行』(集英社)

『プラチナデータ』(幻冬舎)

『容疑者Xの献身』(文藝春秋)

『流星の絆』(講談社)

なるほど、すべて映像化され、すべて100万部を突破しており、すべて出版社が違います。7作品の累計部数は1288万部を超え、ベストセラー大集結!スケールの大きさに圧巻です。私は2作品を読了していますが、この機会に他の作品も読むしかないですね。

そして、ふと、この言葉が頭をよぎりました。

“最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。”ダーウィン

変化できる者の尊さを感じた瞬間でした。

【投稿者】KURI

明日はビジネス横浜読書会のSHIMOさんへバトンタッチ!

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