REPORT
これまでの読書会
第2回クラシック音楽勉強会(2/23)
横浜読書会KURIBOOKSスピンオフ企画
「第2回クラシック音楽勉強会」
【テーマ】世界旅行≪ヨーロッパ編≫
イタリア-ジェノバ➡フランス-パリ➡ドイツ-ライプツィヒ
【演奏者】鈴木朝子(ヴァイオリニスト)
4歳よりヴァイオリンを始める。東京芸術大学附属音楽高等学校を経て東京芸術大学音楽学部卒業。ドイツ・バーデンヴュルテンベルク州立フライブルク音楽大学修士課程修了。2010年大阪国際音楽コンクール大学の部第三位受賞。2012年横浜新人演奏会出演、横浜市長賞受賞。現在、室内楽、ソロを中心に演奏活動を行う。
【演奏曲】
世界旅行「イタリア-ジェノバ」
◆ニコロ・パガニーニ/カプリスNo.1
◆パガニーニ=リッチ/別れの奇想曲(カプリス・ド・アデュー)
世界旅行「フランス-パリ」
◆ジュール・マスネ/タイスの瞑想曲
世界旅行「ドイツ-ライプツィヒ、フライブルク」
◆ J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ第2番よりシャコンヌ
【感想】
■参加者:21名
2月23日、横浜音楽勉強会第ニ回を開催いたしました。寒さの残る晴天の中、沢山の方にお越し頂き、またカフェの方の沢山のご協力の中、行う事が出来ました。
今回のテーマは「世界旅行」で、ヨーロッパの3カ国イタリア、フランス、ドイツの街のご紹介と共に、その代表的な作曲家の曲の演奏を一緒にお聴き頂きました。
最初に土地の紹介と作曲家、曲についてYOKOさんの解説、次に演奏の形で進行させて頂きました。
最初の自己紹介では、「行ってみたいヨーロッパの街、行った事のあるヨーロッパの街」を皆様にお話頂きました。
テーマ1はイタリアのジェノバ/パガニーニ。ジェノバはイタリア北西部に位置しますが、改めて見ると色彩豊かで美しい街並みで、また近くのクレモナでは楽器が沢山作られた事もあり、パガニーニの様な明るく個性的な演奏が生まれたのはそんな環境こそだったのでしょうか。
テーマ2はフランス、パリ/マスネ。
マスネの優美で繊細なメロディの流れる様な美しさを、皆様とご共有いたしました。またタイスの作品内容についても挙げられました。
テーマ3はドイツ、ライプツィヒ/J.S.バッハ。
ドイツに旅行されたことのある方からは、様々な思い出をお話して頂きましたが、やはり由緒ある歴史を持つ建造物が印象的との意見が多くありました。
最後にフライブルクをご紹介し、最終曲に移りました。
ライプツィヒで長年作曲を続けたJ.S.バッハの大きい作品であるシャコンヌを選曲させて頂きました。
お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。また次回も音楽を色々なテーマから探っていけたら嬉しく思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿者:鈴木朝子