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これまでの読書会

第60回(1/12)朝の横浜読書会

■参加者13名(男性8名、女性5名) 初参加は1名でした。

年も明けまして快晴の空にカモメが飛ぶ1月の本日、横浜駅近くのカフェにて、第60回目となる朝の読書会が開催されました!

課題の本やジャンルの指定など一切なく、お気に入りの本を自由に持ち寄って発表する朝の横浜読書会。

今回は、参加者の皆様に年末年始をどう過ごされたかを簡単に話していただきました!今回は初参加の方が1名いらっしゃいました。よろしくお願いいたします!いつも通り、参加者の皆様には様々な本の紹介をいただきました。

【ご紹介いただいた本】

・31日も1日もお仕事だったという参加者の方は、今年は正月感はなかった、早く日常に戻ってほしいとのことでした…ご紹介いただいた本は、拾い読みで一日に20冊ほども本を読んでいるという著者が書いた、読書術についての本でした。本の真ん中あたりに書いた人の思いが入っているとか、内容のうち、自分が知らないことが8割で知っていることが2割くらいの本がバランスが良いなど、本の読み方が変わる本だそうです!

・古本屋でのクリスマスイベントに参加したり、新年は書初めをして決意を新たにしたという方からは、ジブリアニメの原作にもなったイギリスの小説をご紹介いただきました。等身大の女の子の心理描写が印象的だったとのことです!見せていただいた、本に装着されていたモフモフなブックカバー(しっぽ付)も印象的でした!

・箱根駅伝で応援していた大学が勝ってうれしかったという方からは、最近、美術関係がテーマとなっている本を読んだり、イタリア旅行に行かれてから関心を持っているという、イタリア美術をテーマとした本をご紹介いただきました。ルネサンス期の名画の裏側にあるミステリーや美術界の闇の部分について書かれたアートミステリとのことでした!

・年末は実家でインフルエンザが流行したせいで実家から帰ってくるなと言われて関東にいらっしゃったという方は、その分読書が進んだとのこと!ご紹介いただいた本は、脳と腸についての科学的な解説本でした!糖分は身体に悪くても、脳は自分の快楽のために糖分を欲しがるということや、世界各国の人のウ○コの大きさと自殺率が反比例しているなど、意外な事実が分かって面白そうな本のようです!

・中国地方に実家があり、日本海側を通って青春18切符で帰省したという方は、電車のなかで読書が捗ったとのこと!3年前に買ったが難しくて放置されていたという日本の思想史についての本をご紹介いただきました。日本には独自の思想はなく、外国から入ってきた思想を文脈を知らずにうわべだけを取り入れているといったような内容で、正月は実家で時間があったので2回も読まれたとのことでした!

・正月はスターウォーズの新作映画を見たり美術館に行かれたという方からは、サスペンスドラマ的などんでん返しがあって
面白かったというミステリ小説をご紹介いただきました!ミステリ作家が自殺し、本当に自殺だったのかどうかを調べていくという話のようで、ミステリとしてとても面白かったとのことでした!

・読書会というものに参加するのが初めてで、本の紹介を準備万端に整えてこられたという方からは、良くミステリを読まれるとのことで、400ページくらい読んだところでこれまで読んできた情景がぐるりとひっくり返るという叙述ミステリをご紹介いただきました。また、仏像の腕や指先の組み方などから仏像がなにを表しているかを解説する図解本もご紹介いただきました!
読んでから改めて仏像を見ると色々理解できておもしろいとのことでした!

・正月は野毛の神社に早朝から初詣に行かれたという参加者の方からは、革新的な技術がなぜ生まれるかを書いた、有名な古典となっている本をご紹介いただきました。ベンチャー企業が大企業を追い越すことができるのはなぜか、大企業がイノベーションに乗り遅れるのはなぜかといった内容で、大企業として正しいことをやればやるほどイノベーションから離れていく、といった内容が印象的な本のようです!

・関西の実家に帰ってTVで漫才を見たり、地元のモロゾフがリニューアルされていてちょっとショックだったという方からは、
料理教室に自分の兄を名乗る男が現れて騒動が起こっていくという小説をご紹介いただきました。「兄」が皆をつなげていく役割になっていったり、挫折からの復活が印象に残る小説だそうです!

・地元に読書会がなく、横浜まで遠征して参加されたという方は、正月には結婚される妹さんに自動調理マシンの使い方を実演したりして過ごされたとのこと!ご紹介いただいた本は、ハリーポッターのシリーズを現代の聖書として読み解いた本でした。なぜ世界的に受け入れられたのか、善と悪、イニシエーションとしての物語構造、コミュニティからの排除から始まり、居場所を探して受け入れられる構造など、興味深い切り口でハリーポッターを読み解く本のようでした!

・正月は実家で駅伝を見ながら箱根駅伝のコースになっているという普段の通勤路を見たり、弟に子供が生まれたりしたという方からは、元刑事の主人公の周りになぜか美女ばかり現れるという探偵物のシリーズをご紹介いただきました!また、アメリカで育った主人公が、麻薬を密輸し、密輸団を組織するというハードボイルドな小説もご紹介頂きました!

以上、今回も様々なバリエーションあふれる本を色々とご紹介いただきました。みなさまそれぞれに正月休みを過ごされたようですが、やはり普段より時間があったので本を読んだという方が多かったですね!ご参加下さった皆様、ありがとうございました!場所をお借りさせて頂いているカフェの店員の皆様も、いつもご配慮ありがとうございます!

【投稿者】OKA

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