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第19回(1/23)ミステリ横浜読書会『文学少女対数学少女』

第19回ミステリ横浜読書会は、【華文ミステリへの誘い】をテーマに陸秋槎(著)『文学少女対数学少女』を課題本にしました。

華文ミステリに触れることが初めてという参加者が多かったため、課題本の感想に先駆けて、本書を好んだか、合わなかったかをお聞きしました。比較的みなさん好意的に感じられたようです。日本の新本格ミステリの影響が色濃いためか、中国文化に結びつくきらりとした表現はありつつも、全体として日本の小説のようにすっと読めたとのことです。

 

YONEより、作者や課題本、華文ミステリについて資料でご紹介した後、参加者の皆さまに課題本の感想を頂戴しました。

 

・数学の解説部分は難しくて少し読み飛ばしてしまった。

・作中作は物語というよりはミステリの謎解き部分を凝縮したクイズの様で、数学的だった。

・ところどころに出てくる表現が著者ならではで、素晴らしかった。

・作中作が面白い、ミステリ小説のミステリ部分だけを膨らませたような感覚

・百合要素、本格ミステリetc、様々なターゲットへ刺さるようになっていた。

・名前が覚えられなかった。

・栞上の登場人物一覧が良かった。

・電子書籍だと名前の確認に最初のページに戻らざるを得なく大変だった。

・クイーンやヴァンダインからなる本格ミステリ愛とそれをおちょくるかのようなアンチミステリが印象的だった。

・かなりピーキーなミステリだと感じられた。

 

参加者の皆さま、ご参加いただきありがとうございました。もしご興味持っていただけたなら、他の華文ミステリや本格/新本格ミステリもぜひ手にとってください。

次回以降も多様なミステリに触れれるような企画を考えていますので、また遊びにきてください。

初めての方もお待ちしております。

【投稿者】YONE

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