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REPORT

これまでの読書会

2017年11月11日開催!横浜読書百貨展「読書会体験会」

横浜市読書活動推進ネットワークフォーラムにて読書会体験会を行いました。

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お題は「つながり」です。
人とのつながり、世界とのつながり、本のつながり…
皆さんそれぞれの感性でバラエティー豊かな本が集まりました。自己紹介も含めてわずかな時間でしたが、新たな本に出合える素敵なひとときでした。以下ご紹介いただいた本になります。

『ハーモニー』伊藤計劃

ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)の詳細を見る
日本SF史に欠かせない作者の遺作。前作とのつながりが感じられる。アニメ映画化された話題作。

 

『ウィリーとともだち』アンソニー・ブラウン

ウィリーとともだちの詳細を見る

ひとりぼっちだったウィリーが、からだが大きくて強いヒューと出会う。お互いの欠けているところを補える友情に心温まる。

『ゴリオとヒメちゃん』アンソニー・ブラウン

ゴリオとヒメちゃん (児童図書館・絵本の部屋)の詳細を見る

ゴリオとヒメちゃんの2人の友情、友達の機転とやさしさにじんとくる一冊。癒される絵にお気に入りの一冊になること間違いなし。

『面白いほど成功するツキの大原則』西田文郎

面白いほど成功するツキの大原則―ツイてツイてツキまくる頭の使い方教えますの詳細を見る
ツキが成功を決める。そのツキをもってくるのは人。人とつながるノウハウを脳の機能を含め科学的に解説。

 

『BEFORE THEY PASS AWAY彼らがいなくなる前に』ジミー・ネルソン

BEFORE THEY PASS AWAY -彼らがいなくなる前に-の詳細を見る
失われつつある民族の姿をとらえた写真集。部族の脈々たる伝統の美しさに目を奪われる。著者の熱い思いが伝わるあとがきも印象的。

『時の流れのなかで』吉田秀和

時の流れのなかで (中公文庫)の詳細を見る
「芸術は生活の飾りではない。生活の中にあるもの」という言葉が印象的。やわらかく論理的な文章で、芸術について綴ったエッセイ。

 

『擬 MODOKI: 「世」あるいは別様の可能性』松岡正剛

擬 MODOKI: 「世」あるいは別様の可能性の詳細を見る
世の中はちぐはぐなもの。世界について広く鋭く論じる。身のまわりを見る目が変わること間違いなしの一冊。

『「タテ社会」の人間関係:単一社会の理論』中根千枝

タテ社会の力学 (1978年) (講談社現代新書)の詳細を見る

感情が人間関係の基礎になり、タテのつながりが根強い日本。刊行から50年を迎える本書だが、その理論は今も色褪せない。

『大人の友情』河合隼雄

大人の友情 (朝日文庫 か 23-8)の詳細を見る

友人の裏切りや男女の友情、友の死など、大人ならではの友情について考えさせられる。軽妙な著者の言葉と考え方が心地よい。

『世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語』エドワード・ブルック=ヒッチング

世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語の詳細を見る

実在すると信じられていた島や川、種族や怪物などを古地図や写真とともに紹介した一冊。グーグルマップに載っていた島もあるという。

『差分』佐藤雅彦 

差分の詳細を見る

連続した絵の中にストーリーを読みとる人間の不思議さ。『ピタゴラスイッチ』を監修した佐藤雅彦と茂木健一郎の対談も必読。

『世界のはじまり』バッジュ・シャーム

世界のはじまりの詳細を見る

中央インドのゴンド民族に伝わる神話とその生活を描いた手漉きの紙でできている絵本。作者の思いが伝わる宝物のような一冊。

『絵巻とマンダラで解く生命誌』中村桂子

絵巻とマンダラで解く生命誌の詳細を見る

美しい表紙が目を引く絵物語。いのちのはじまりから進化と絶滅まで、めくるめく世界に引き込まれる。

『生命誌とは何か』中村桂子

生命誌とは何か (講談社学術文庫)の詳細を見る
生命科学の歴史をひもときながら、新しいいのちの物語を著者ならではの視点で語る。読み応えたっぷりの一冊。

『いのちのひろがり 月刊たくさんのふしぎ2015年4月号』中村桂子

いのちのひろがり (たくさんのふしぎ傑作集)の詳細を見る
すべての生き物は、38億年前のたったひとつの細胞からはじまった。壮大な世界とやさしい絵にわくわくさせられる一冊。

『晴れ着のゆくえ』中川なをみ

晴れ着のゆくえの詳細を見る

紫根染めの晴れ着をめぐる連作短編集。何十年という時の中で、さまざまな人の人生に寄り添う晴れ着。美しい装丁も心に残る。

『幕末維新懐古談』高村光雲

幕末維新懐古談 (岩波文庫)の詳細を見る

著者自身の生い立ちから木彫家として立身するまでを語る。ひとつの偶然によってひらかれていく人生が印象的。

『京都の平熱―哲学者の都市案内』鷲田清一

京都の平熱――哲学者の都市案内 (講談社学術文庫)の詳細を見る

京都市内のバスから見えたものをつらつらと綴る。ここで生まれ育った著者ならではの視点で、東西南北それぞれの京都を描き出す。

ありがとうございました!

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