REPORT
これまでの読書会
第1回(11/10)ビジネス横浜読書会
■参加者12名(男性6名、女性6名) 初参加は2名でした。
寒暖差が続き、大分秋も深まる中、
又、ビジネス書と言う枠ではありましたが、 沢山の皆様と良書を通じて楽しい一時を過ごすことが出来ました。さて、そんな素敵な本の数々を早速ご紹介させて頂きます。
【本の紹介方法】
お一人様の持ち時間4分として、 カウント式で紹介して頂きます。緊張されるかもしれませんが、 いざ始まると意外と盛り上がります。又、お手元に紙(付箋)をご用意致しますので、 一人の方が発表されている間、 他の方はその方の本の感想を書いて頂きます。その方の発表後、本が回って参りますので、 感想を添えて差し上げる形となります。
【ご紹介頂いた本】
『上機嫌の作法』
普段から不機嫌と言うのはビジネスでは不利となる。では、 どうやって上機嫌を習慣付けることができるのか… と言うことが齋藤先生流に書かれているようです。 日々の取り組みに加え、 身体的なロジックを活かすやり方まで書かれているようで、 対話術に活かせる一冊。又、「 15分あったら喫茶店に入りなさい(齋藤孝著)」 という本もご紹介頂き、その際、 齋藤先生と実際に会われたそうで、 ストップウォッチのお話で盛り上がり、 先生が素の笑顔を見せて下さったとか(笑) とても貴重なお話でした。
『絵で見る技術』
普段何気なく鑑賞している美術作品ですが、 そこには見せ方の技術が隠されているのだとか… フォーカルポイントと言う視てる人の目をどこに向けたいかが鍵と なるようで、 有名な作品にはフォーカルポイントを活かしたものが多いそうです 。他にも一般の方と美術に携わってる方とでは見え方が違うなど、 視点を主とした面白い考察が凝縮されていました。 美術鑑賞が好きな方以外でも楽しめる発見のある一冊だと思います 。
『サーバンドリーダーシップ』
何度読んでも難解。だけど、そこに魅了される! そんな魔性の一冊だそうです。 この本はオンリー読書会も開催されている程、 心奪われる方が多い様子。特に、 ここに載っているサーバンドリーダー10か条は人間力が書かれて いるそうで、普通のテクニック本とは質が違うのだとか。又、 ナガタマを例とした人間性など、 人として精神性を高められる内容となっているそうです。 7つの習慣と併せて是非読みたい一冊ですね。
『道をひらくシリーズ』
ビジネス書では王道的な本をご紹介頂きました。 ビジネスとか啓発本と言うよりも、 中身は禅に近い内容のようです。1言に対して2〜 3ページと比較的読みやすく、黙々と頑張っていく… と言うシンプルなスタンスのよう。 あれはダメこれはダメと言うよりも、 いい意味で受け身でいること…等が書かれているようで、 気持ちがくさくさした時に読むと楽になるそうです。
『仕事はもっと楽しくできる』
ワンジャパン若手有志団体という20〜 30代の社員達が創った団体が立ち上がるまでのお話が書かれてる ようで、ポイントは若手が希望をもってやっているとのこと。 諦めるか!染まるか!変えるか!の3つのうち、 会のまとめ役をしているパナソニック浜松さんは変える道を選ばれ たそう。 そこには大手ゆえの悩みや変える為の地道さが綴られているようで す。紹介して下さった方は「 ミドル世代として若者世代を支援していく事が大切」 だと痛感されたよう。心温まりました。
『スタンフォードの自分を変える教室』
脳について色々な分野から見ていく人の興味を刺激する一冊。 やる!やらない!望む力についてや、 お菓子をやめたいが食べたいジレンマのコントロールなど人の欲求 の向き合い方についてとことん書かれている本のようです。 ここでも、禅について触れられているようで、 やはりポイントは自然に受け入れるとのこと。 松下幸之助氏との不思議なシンクロニシティを感じました(笑)
『頭にきてもアホと戦うな!』
書店のビジネス書コーナーで、未だに平積みされている一冊。ご紹介頂いた方は社長と折り合いがつかず、 悩まれていた時期にこの本と出会われたそうです。 権力に頼るのは卑怯ではない。 本質は相手を言い負かすことではない。 目的の為に会社を利用する。など、 ハッとなる言葉には気付きも多くあるように思います。又、 アホと戦うのは人生の無駄!アホとじゃなく自分と戦え! アホを相手にする自分がアホ! などアホ名言が痛快に面白く感じました。
『ギブアンドテイク与える人ほど成長する』
同じ分返し、バランスをとろうとするマッチャー。 見返りを求めるギヴァー。搾取思考のテイカー。 人の型にはこの3つの要素があるそうです。その中でも、 ギヴァーの方は1番の成功者か貧困者か極端に別れるそうです。 自分はどのタイプなのか、又、有名人はどのタイプなのか、 そんな話で盛り上がりました。自己犠牲ではなく、 チームと自分にどれだけwin- winになれるかが鍵となるよう。 周りの人がどのタイプなのかつい意識してしまうそんな一冊でした (笑)
『それでも日本人は「戦争」を選んだ』
戦争から学ぶ本はビジネスでも注目されていますが、 こちらもそんな一冊でした。 何でも栄光学園での講義録なのだとか。 過去の幾つもの戦争から探る面白い論点、 支配者はキャッチーな言葉を大切にするなど、 その裏側が読めるとのこと。 戦争を終わらせる定義は実は何人殺したのかは関係ないそうです。 では、何なのか…そこは読んでからのお楽しみとのこと。 これは気になりますね(笑)
『ハードワーク』
ラグビーのヘッドコーチで過去に日本のコーチをしていた方が、 いかにして日本を強くしたか、が綴られているそうです。 日本人といえば、誠実てハードワークを好む気質。 日本人の特色を活かした技でチームを形成していくコーチ力が書か れているのでリーダーシップには持ってこいな一冊。 チーム間でのコミュニケーションでも飲みニケーションを利用する そんなコーチの着眼点には脱帽させられます。
皆様、たくさんの良書本当にどうも有難うございました!
【投稿者】SHIMO