第１０１回横浜読書会【カフェ開催】

第101回横浜読書会KURIBOOKSにご参加いただいた皆さまへ

雨模様の中、ご足労いただきありがとうございました。帰りの時間には本降りの雨となり、傘をさしていても幾分濡れてしまったかと思います。その後、体調を崩していませんか？

そんな悪天候だったにもかかわらず、廃版となった貴重な写真集（大判でかなり重い）をお持ちいただいた方、本を３冊も（これまた重い）持ってきてくださった方、遥々遠方から電車を乗り継いで1時間以上かけて参加してくださった方、本当に楽しい2時間でした！ありがとうございました。

■参加者4名（男性１名、女性3名）でした。

2020年２月22日ぶりの対面式による読書会は、関内の吉田町にあるアーキシップライブラリー＆カフェにて行いました。今回のカフェのアルバイトの方は、偶然にも前回と同じ宮川さんでした。2年前の読書会の様子も覚えてくださっていて、スタンダールの『赤と黒』の話に花が咲きました。懐かしいです！

ドリンクは抹茶と中国茶が人気でした。丁寧に入れてくださる飲み物はどれも格別に美味しく、クッキー付きなのもありがたいです。

また、カフェの内装が若干変わり、奥の壁側にロフト式の個室ができていました。流石！日本を代表する建築家の設計事務所だけあって空間を圧迫せず両側面の本棚と上手く調和していて素敵です。そのロフトの下にある４人のテーブル席を利用して読書会を行いました。

今回は特にテーマはなくお勧めの本を自由に持ち寄りました。脱力系哲学者のエッセイ、衝撃的な美しすぎるヌード写真集、デストピア系SF漫画、19世紀後半イタリアのお針子の小説、お好み焼きのルーツを辿る本、美味しいものの話で心がじんわり暖かくなる本など、ご紹介いただいた書籍はTwitterから確認するこができます。宜しければ覗いてみてください。

また、自己紹介の際に「楽して生きるアイデア」もお話していただいきました。とことん家電に頼る、どんなときもご機嫌でいる、プログラマの三大美徳「怠惰・短期・傲慢」に見習おう、など具体的な話からマインドセットまで盛りだくさんで盛り上がりました。

久しぶりの対面式読書会は、会話のレスポンスの速さにドキドキしました。モニター越しのオンラインの場合、会話の切り替えにコンマ数秒ほどタイムラグが生じます。その環境に慣れてしまっていたため、リアル読書会での反応の速さに焦りました。また、参加者全員の細かな表情が一度に読み取れます。そういった視界からの情報量が多いことから、次第にすべての五感までもが研ぎ澄まされていくのがわかりました。

やはり相づちが軽妙なライブの臨場感は、間や空気感が肌から伝わるので良いですね。

今後も月に一度はカフェによる読書会を開催する予定です。お時間のある方は是非ご参加ください。皆さまの参加をお待ちしております。

【投稿者】KURI