こんばんわ。ノンフィクションの夜 にようこそ。FUJIです。
ノンフィクションの夜 は 横浜読書会主催の ノンフィクション限定&平日の夜に1日の疲れを癒す?読書会です。
今回は 男性6名、8名 総勢14名が集まりました。
そして今夜も様々な本が集まりました。
【ご紹介いただいた本】
就職せずネットカフェを泊まり歩く生活。大英博物館の展示物があった国を訪ねる旅。新聞に優れた短歌を投稿し続けたホームレス。パソコン以前の電子機器開発競争を牽引した天才技術者。満州国の五族協和を謳った満州建国大学で学んだ人々のその後。家族に愛されて天寿を全うした犬。様々な動物の最期の様子。難病に冒されスイスに渡って安楽死をした女性。1960年代日本の学生運動に身をおいて、若い悩みの中で自ら命を絶った二十歳の女性の日記。テルマエロマエを描いたヤマザキマリさんの食にまつわる思い出。過剰な人々の生き様を取材したルポ。日本の言い伝えの集大成。そして、言い伝えの典型 憑きものについて。それが何かを言い表すことは難しいけれど実在する断片的な実話。お弁当に必ず付いていた魚型の醤油入れのバリエーション。
具体的な一冊をご紹介しましょう。
沢木耕太郎さんの『深夜特急』を紹介された方がいらっしゃいました。その方は沢木氏が旅を続けながら「また一つ自由になったような気がした」と何度も呟くのが心に残ったそうです。『深夜特急』は1980年代に書かれた作品です。列車はまだ疾走を続けていて、自由は続いているでしょうか。
また今回、初めて読書会に参加された方からご自身が持参された本について、「この作品はノンフィクションでしょうか?」という質問をいただきました。
「ノンフィクション作品」の定義というのは意外と難しいと感じます。
でも、大丈夫です。あなたが「ノンフィクション」と考えれば、その作品はノンフィクションです。是非、あなたが紹介したいと感じるノンフィクション本を持ってきて、なぜあなたがその本をノンフィクションだと考えるのか、その思いのたけを是非次回の”ノンフィクションの夜”で語ってください。
皆さまの参加をお待ちしています。
【投稿者】FUJI