1. HOME
  2. これまでの読書会
  3. 第90回横浜読書会「哲学」

REPORT

これまでの読書会

第90回横浜読書会「哲学」

■参加者11名(男性4名、女性6名)初参加者1名でした。

YouTuberのように外出先から歩きながらの中継で読書会に参加してくださった方、滋賀県からご参加いただいた方などなどオンライン読書会ならではの楽しみ方ができた第90回の読書会!参加者の皆様に本当に感謝です!

先ずは、簡単な自己紹介と「楽に生きるためにしていること」をお話していただきました。

・無理しない
・美味しいものを食べる
・他人とほど良い距離をつくる
・前向き思考をこころがける
・あきらめる
・友達に相談する
・ありとあらゆることを試し、模索中
・脳をだます
・こだわりをなくす

などなど実践法というより、マインドに関する考え方に話が集中しました。特に印象的だったのは「脳をだます」というお話です。バタフライ・エフェクト(バタフライ効果)の考えにも触れて、日々の嫌な出来事は、より良い可能性や楽しい予感として受け止めるという方法を知りました。なるほどです。また、「執着しない」ことも重要のような気がしました。

※バタフライ・エフェクトとは、ほんの些細なことが様々な要因を引き起こした後、非常に大きな事象の引き金に繋がることがあるという考え方のこと。

■今回のテーマは「哲学」です。
古典哲学から入門書のような本までバリエーションにとんだ書籍が紹介されました。

1『自然の哲学史』米虫 正巳 (著)

★自然というものを哲学を用いて解説するのは無理があるかもしれないとの感想でした。

2『方法序説』ルネ・デカルト(著)

★「我思う、故に我有り」のデカルト。読書ノートに書き留めて丁寧に読み深めていた参加者さんでした。

3『勝ち続ける意志力』梅原大吾(著)

★実際の、梅原さんのゲーム実況をZoom共有し、参加者全員で体感しました。ゲームの世界ではパキスタンが注目されているそうです。

4『「聴く」ことの力』鷲田清一(著)

★鳥取砂丘を舞台にした写真「砂丘シリーズ」で有名な植田正治さんの写真が美しすぎる本書。語ること以上に「聴く力」は大切なのかも知れません。

5『大衆の反逆』オルテガ (著)

★現代人(大衆)は満たされた中にいる。甘やかされた環境が思考停止や責任放棄につながるとのお話でした。

6『哲学はこう使う 問題解決に効く哲学思考「超」入門』堀越 耀介 (著)

★何を問うか?実践的哲学入門。

7『読書について 』ショーペンハウアー (著)

★「本」とは他人にものを考えてもらう道具であり、読書は自分で思考する力がなくなると説いているそうです。

8『超訳 ニーチェの言葉』 エッセンシャル版フリードリヒ・ニーチェ (著)

★超訳なので本当にニーチェの言葉なのか疑わしいところもありますが、さらりと読める一冊です。

9『むかしむかしあるところに、哲学者がやってきた。 7つの昔話で学ぶ哲学入門』小川 仁志 (著)

★漫画で楽しく学べる一冊。様々な哲学者が登場するので基礎的な知識が得られるので入門書としておすすめです。

10『新装版 ソフィーの世界』ヨースタイン・ ゴルデル (著)

★ファンタジー小説でありながら、難易度高めの哲学入門書。世界で読み継がれている超ベストセラーです。

11『生の短さについて』セネカ (著)

★血管を切り開き、毒人参を仰ぎ、最後は熱湯の湯につかって絶命したセネカ。ストア派の精神を注いだ一冊です。

★★ご参加いただいた皆様ありがとうございました。楽しかったです!★★

皆様の参加をおまちしております。

【投稿者】KURI

REPORT

これまでの読書会