REPORT
これまでの読書会
第7回(10/16)女子限定・横浜読書会
■参加者10名、初参加は1名でした。
読書の秋です。
本に関する様々なイベントが行われるこの季節、読書家たちの「本の爆買い事件」が勃発します。斯く言う私もそのひとり。参加者の方からも、各地で行われているブックフェアに参加したというお話や、スタッフとして福島の古本市に出店した!など驚きのエピソードをいただきました。
食欲の秋です。
カフェの料理もすっかりハロウィンを意識した飾りつけで、季節感ある南瓜などのメニューが勢ぞろいでした。味覚も楽しめるこの季節はついつい散財しがちです。そんな10月のお題は「お金」でした。お金のプロフェッショナルが語る世界の金融動向に関する話や、最先端の資産運用や貯蓄方法も魅力的ですが、横浜読書会では、より人間臭く、より幅広い「お金」の話を、本を通じて語りあえたら幸いと思います。
※プレゼンテーションの様子
お金ってなんでしょうか?使いようによってはどうにでもなるお金。そんなお金を語るには身を持った実体験に勝るものはないでしょう。西原理恵子さんの『この世でいちばん大切な「カネ」の話』はお二人からご紹介をいただく人気ぶりでした。貧乏は札束ほどにリアルだったと語る本書に全員頷くばかり。お金に翻弄される笑いと涙の人生劇場を味わえる一冊です。視点を変えて、ふるさと納税から寄附や税金という制度について考えたり、時代小説の帳簿から江戸時代の金銭感覚を知り、ブロックチェーンや評価経済社会といったお金の概念を変える近未来まで話が及んだことに大変深みを感じました。
「カネ」の谺が聞こえた今回の読書会、魔物を味方につけ人生をエンジョイしましょう!
女子限定!横浜読書会スタートです。
【ご紹介いただいた本】
『会社に頼らず生きるために知っておくべきお金のこと』泉正人