オンライン開催!『金閣寺』
第27回考える横浜読書会KURIBOOKS
- 課題の本:三島由紀夫(著)『金閣寺』
- 日時:2021年2月13日(土)13:00-15:30
- 場所:Zoomによるオンライン開催になります。カメラ機能付きのPC及びタブレット・スマートフォン等のZoomに接続できる端末をご用意ください
- 定員:12名
- 参加費:¥1,500
- 注意:Zoomオンライン会議のミーティングID, 接続方法は開催日前日にメールでご案内させて頂きます。
第27回考える横浜読書会は、没後50年の三島由紀夫(著)『金閣寺』を課題本に取り上げます。
昭和25年7月2日に起きた金閣寺炎上事件。国宝の寺を燃やした林承賢は当時学僧でした。
彼が言ったという言葉「火をつけたことは悪いとは思わない。金閣寺の美しさを求めて、毎日訪れる参観者の群を見るにつけ、私は美に対し、またはその階級に対して、次第に反感を強くしていった。世の中の美は、自分にとって醜いと感じたが、反面、その美に対する妬みを抑えることができなかった。これは自分たち若い世代の者が、悪い環境に置かれているためかもしれない」と。
破滅に至る青年の内面と、金閣寺という絶対的な日本美に、当時31歳の三島由紀夫はどう立ち向かったのでしょうか。
耽美で優美な格調高い文章を2時間半を使って読み深めていきたいと思います。
皆様の参加をお待ちしております。