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第18回(7/10)朝の横浜読書会

■参加者13名(男性9名、女性4名)初参加は4名でした。

 

朝の読書会を中心にご参加いただいているSさんから読書会への感想をいただきました。

 

「私が読書会に行ってみたいと思ったきっかけは《自分の知らない面白い本と出会いたい》という気持ちからでした。でも読書会に何度か参加していくうちに、今は本そのものだけではなく、その作品を通じて自分とは違った色々な人の世界に触れられることに魅力を感じるようになりました。

本を読んでいると、その著者が創り上げた世界にじわじわと入り込んでいくような気持ちになることがあります。その作品を通じて、著者の持っている知識や想いを自分の中に取り込んでいくような感覚。 読書会で紹介された本を読んだときは、著者の世界だけではなく、その本の紹介者の世界にも触れたような気持ちになります。あのときこんな紹介していたなとか、あのとき言っていたのはここの部分かとか。そんなことを思い出しながら読み進めるのは、ひとりで本を読んでいたときとはまた違った世界の広がりを感じることができます。

読書というのは、直接の会話を介さずとも成り立つ【コミュニケーションツール】のひとつなのかも知れないと感じました。」

Sさん、ありがとうございます!

日曜の朝にも関わらず女性は元気があります。それにつられてお疲れ気味の男性も元気になるから不思議です。「本」と言う媒体を通してパワーを共有できるのも読書会の魅力なのかなと思った第18回朝の横浜読書会スタートです!

 

【ご紹介いただいた本】

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『モンスター』百田尚樹

モンスター (幻冬舎文庫)の詳細を見る
畸形的な醜さのために悲惨な人生を送ってきた主人公は、美しさを求め次々と整形を重ねていく。その行動は真っ直ぐで読んでいて清々しさを感じるほどだ。その生き方に美醜が人生に与える影響を考えさせられた一冊。※Sさんより
 
 
『未来のイヴ』ヴィリエ・ド・リラダン
未来のイヴ (創元ライブラリ)の詳細を見る
第15回朝の横浜読書会でご紹介いただいております。天才科学者エディソンは青年貴族エワルドのために人造人間・ハダリーを完成させた。「アンドロイド」の語源は120年以上前に書かれた本書から成る。
 
 
『世界史の10人』出口治明
世界史の10人の詳細を見る
読書の賢人・出口治明さんがセレクトした世界史に登場する優れた10人を紹介する。過去の歴史は未来の問題解決に必ず役立つ。
 
 
『誰も教えてくれない Facebook&Twitter100のルール』内藤みか

誰も教えてくれない Facebook&Twitter100のルール ~トラブルを防ぎ、楽しくやりとりするためのコツの詳細を見る
SNSの使い方を見直して好感を持たれる存在になろう。著者の体験や例文が多く盛り込まれており今日から活用できるテクニック満載だ。※Sさんより
 
  
『ヘチマくん 』遠藤周作

ヘチマくん (1963年) (角川文庫)の詳細を見る
へちまのような顔立ちの主人公は穏やかな性格の気のいい男性。どんな問題もヘチマパワーで解決だ。遠藤周作の穏やかな作品。
 
 
『裔を継ぐ者』たつみや章

裔を継ぐ者の詳細を見る
すべてのものに神が宿ると信じられていた古代日本。感謝の気持ちを知らない少年は、放り出された森の中でいかに自分が恵まれていたかを知る。野間児童文芸賞受賞「月神シリーズ」四部作の外伝。※Sさんより
 
 
『日本百名山』深田久弥
日本百名山 (新潮文庫)の詳細を見る
著者の独断による日本の山「百名山」をご紹介。自らの足で登り、自らの目で見た山の営みや美しい情景を熱い文章と魅力ある解説で語る。山へ出かけたくなること間違いなし。
 
 
『螺子式少年』長野まゆみ
螺子式少年(レプリカ・キット) (河出文庫―文芸コレクション)の詳細を見る
本人と区別がつかないほど精巧なレプリカキットが出回る近未来世界。野茨が野茨たらしめるたる所以とは。ファンタジー要素もふんだんに盛り込まれたSF小説。
 
 
『霧のむこうに住みたい』須賀敦子
霧のむこうに住みたい (河出文庫)の詳細を見る
気品にあふれた友人とヨーロッパの美しい風景が織りなす心穏やかな随筆集。文体の魅力が遺憾なく発揮され、彼女の数奇な人生に静かな雨が降る。
 
 
『ものつくり敗戦』木村英紀
ものつくり敗戦―「匠の呪縛」が日本を衰退させる (日経プレミアシリーズ)の詳細を見る
日本における匠の技や美意識が培った「日本のものづくり神話」の限界を指摘する。日本人が苦手とする技術的なシステム思考こそ近年必要とされると分析。
 
 
『木の語る中世』瀬田勝哉
木の語る中世 (朝日選書)の詳細を見る
中世日本、人々は木に何を感じどのように行動してきたのだろうか。森林開発、神話・信仰など、様々な角度から木と人間の関係を描いた「歴史を読みなおす」シリーズの一冊。※Sさんより
 
 
『ソロモンの指環』 コンラート ローレンツ
難解な専門書かと思いきや、とても読みやすく思わず笑ってしまうようなエピソードが散りばめられている。動物を愛し理解しようとするローレンス博士の研究エッセイ。※Sさんより
 
 
『LIFE PACKING』高城剛
LIFE PACKING(ライフパッキング)【未来を生きるためのモノと知恵】の詳細を見る
旅行にお供するにふさわしい優れたモノたちを紹介する。こだわりのアイテムはどれも厳選されており参考になる。ミニマリスト必読の知恵が詰まった一冊。
 
 
 
参加者のみなさま、ありがとうございました。
 
加筆、訂正等承ります。気軽にご連絡を頂きたくお願い申しあげます。
 

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