『戦場のコックたち』深緑野分(著)
第13回ミステリ横浜読書会KURIBOOKS
- テーマ:『戦場のコックたち』深緑野分(著)
- 日時:2020年3月28日(土)13:00-15:00
- 場所:Archiship Library&cafe
- 定員:14名
- 参加費:¥1,300-
第13回ミステリ横浜読書会は、戦場という非日常の場で”日常の謎”に挑む異彩を放つ作品『戦場のコックたち』深緑野分(著)を課題本として、【ミステリと直木賞との関係】というテーマで、大衆文学におけるミステリについて考えていきたいと思います。
若いコック兵を主役に据えた本作はミステリでもありますが、反戦小説でもあり、青春小説でもあり、お仕事小説でもあって幅広い読者に愛される作品です。読み進めるとミステリ作品を読んでいるという意識からはなれ、いつしか我々はヨーロッパに降り立ち目の前の戦場と謎に対面しています。
ミステリと直木賞は相性が悪いと言われることが多々あります。それでも文学性を有した素晴らしい作品は候補に挙げられ、そして良くも悪くも評されます。本作もまた第154回直木賞候補にノミネートされてます。ミステリ作品にとって直木賞ノミネートは喜ばしいことなのでしょうか?これまでの受賞作・候補作なども紹介させていただき、皆さまと語りあえればと思います。
深緑野分が大好きだ。直木賞作品はつい手に取ってしまう。普段はミステリ読まないけど課題本の切り口なら読んでみたいななど、どんな方でもウェルカムです。ぜひぜひお越しくださいませ。
YONE