第16回(6/5)朝の横浜読書会
■参加者の方は8名(男性4名、女性4名)
初参加の方は2名でした。
今回ご紹介いただいた本は装丁の色に統一感があり、赤やブラウン系のものばかり。雨上がりのマゼンダ色の日差しが書籍を優美に写します。読書会では気付きませんでしたが、こうして写真を眺めてみると意外な発見があるものです。
「赤」は前向きな気持ちを与えてくれるパワーのある色です。情熱的で活動的な印象があり原動力を与えてくれる質を持ちます。今年は申年ということもあり、特に赤い下着を身につけると健康になるそうです。ならば、赤い装丁の本を読んだ場合、知性UPに繋がるかなと勝手に解釈してしまった今回の朝の読書会スタートです!
【ご紹介いただいた本】
『台湾とは何か』野嶋剛
台湾勤務経験のある記者が日本人が知らない台湾を歴史や文化を通じて語る。新聞やテレビの報道よりさらに深く台湾を感じることができる一冊。
服を中心にオシャレを楽しむための断捨離本。わかりやすくて説得力がある本書は今日から試す価値のあるアドバイス満載だ。自分のスタイルを確立すること。
アフリカ、インドネシアの個性的な集落を写真やイラストを贅沢に載せ解説する。厳しい自然と折り合いをつけた構造は興味深く、そして飽きずに楽しめる。
アジア教育友好協会の理事長を務める著者。定年後の第二の人生を伸びやかにそして前向きに考え行動する先にはアジアの貧困地の教育改革を見据える。
あなたは仕事時間内に本質的な業務をどれくらい行っているのだろうか。目標を意識して必要なことを分析し、常識と言う縛りで思考停止していないか考えてみよう。
日本のデザイナーの一人である著者のエッセイ集。デザインという視点から日本の未来の可能性を考察する。日本の美意識の高さから前向きに勇気づけられる。
『命の響』舘野泉
障害を克服したピアニストは78歳にして未だ現役。23の優しい言葉と心に沁みるエピソードは生きる勇気と喜びを与えてくれる。
フランス文学の牧歌的な愛の物語。美しい農村に住む純粋な話の中にこの時代の女性が生き抜く知恵や逞しさを感じずにはいられない作品。
参加者のみなさま、ありがとうございました。
加筆、訂正承っております。お気軽にご連絡くださいませ。