第6回(9/18)女子限定・横浜読書会

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■参加者8名、初参加は1名でした。

 

今回は「ジェインオースティンの読書会」を開催しました。彼女を知らない方、興味のない方は置き去りの会となりました、ごめんなさい。

参加者はもちろん全員ジェイン・オースティンの大ファンです。19世紀イギリスの恋愛小説に夢中になったことのある女子ばかり。

祖母から薦められた本を持ってきたという方がいて驚きました。おばあちゃんのセンスの良さに脱帽です!是非お会いしてみたいと全員一致の声でした。

 

「人生の解毒剤」と言われる彼女の作品は、41歳という短すぎる人生を物語るかのように、主要6作品の恋愛小説しか残されていません。生涯独身を貫いた彼女の人生を思うと切なさを感じます。

 

1.分別と多感 Sense and Sensibility

2.高慢と偏見 Pride and Prejudice

3.マンスフィールド・パーク Mansfield Park

4.エマ Emma

5.ノーサンガー・アビー Northanger Abbey

6.説得(説きふせられて)Persuasion

 

どの作品もハッピーエンドで終わるストーリーは一貫して「金持ち・イケメン男性」をゲットするドタバタ恋愛物語です。全世界共通、時代を越えてもなお、女性の狩猟本能を駆り立てるターゲットは同じなのだなと、実感します。そんな彼女の普遍的な文学は、噂話や証言をベースに展開します。近所のご婦人や母親、親戚などおせっかいな人々が登場し、若い娘たちの結婚相手として誰がふさわしいかをあれこれ語ったり口を出したり、ざわつき加減が半端ない人びとの集合体の物語でもあります。若い娘たちは娘たちで、眼球からレーザー光線を発しながら舞踏会へとくり出し、力の限りお金持ちとイケメンゲットに尽力をつくすというパワフルで元気が出るお話なので、これはぜひ女子限定読書会で取り上げなければと思い、企画しました。

 

古典小説として読み継がれるにはどうかなと思える痴話ばなしばかりですが、実際読んでみると、その物語の深さに、そしてその言葉の誠実さに、心奪われます。人間に対する冷静な観察と細やかな表現によって、噂好きなご婦人も悪意は存在せず個性として彩られるあたりがオースティン作品の真骨頂ではないでしょうか。文学は偉大である必要はありません。名著は時として読者に寄り添うものです。

 

また、関連作品が多いのも特徴。最近では映画「高慢と偏見とゾンビ」が公開されるなどオースティン作品の話題が尽きません。お集まりいただいた方たちの一番人気は、今回の読書会のタイトルと同じの映画「ジェーンオースティンの読書会」でした。DVDをお持ちいただいた参加者の方もいて大変盛り上がりました。

 

ジェイン・オースティンの読書会 [DVD] -映画

ジェイン・オースティンの読書会 コレクターズ・エディション [DVD]

※女子はこの手の作品が大好きなのです。

 

それでは「ジェインオースティンの読書会」のスタートです!

 

【ご紹介いただいた本】

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『エマ (上) 』ジェイン・オースティン

エマ (上) (ちくま文庫)の詳細を見る
 
『エマ (下)』ジェイン・オースティン
エマ (下) (ちくま文庫)の詳細を見る
 
 
『自負と偏見 』ジェイン・オースティン
自負と偏見 (新潮文庫)の詳細を見る
※巻末の年表が便利のようです。
 
『高慢と偏見』はモームの『世界の十大小説』で紹介されています。
 
『説きふせられて』ジェーン・オースティン
説きふせられて (岩波文庫)の詳細を見る
 
『説得 』ジェイン・オースティン
説得 (中公文庫)の詳細を見る
 
『いつか晴れた日に』ジェーン・オースティン
いつか晴れた日に―分別と多感の詳細を見る
 
『ジェイン・オースティンの手紙 』ジェイン・オースティン
ジェイン・オースティンの手紙 (岩波文庫)の詳細を見る
 
『Der Jane Austen Club』Karen Joy Fowler
Der Jane Austen Clubの詳細を見る
 
 
※今回ご紹介のなかった『マンスフィールド・パーク』はナボコフの『文学講義』にて取り上げています。
 
 
参加者のみなさま、ありがとうございました。
 
加筆、訂正等承ります。気軽にご連絡を頂きたくお願い申し上げます。
 
 
 

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